What's Jikei ?二渓の由来

二渓寮
「二渓」の「渓」は谷のこと。
その昔、学校の辺りは東と西の二つの山にはさまれた谷になっていました。
この谷を「二ツ谷」と昔は言っていたそうです。
「二渓」の文字が本校に使用されたのは、大正3年(1914年)寄宿舎に「二渓寮」と命名されたのが初めてのようです。
校歌にも「二渓の花の かがよう見ずや」と歌われ、東西の丘も、その間の渓も花でいっぱいだったのではないでしょうか。
100周年
平成29年(2017年)4月1日に神奈川工業高校の同窓会、旧「神奈川工業会」は創設100周年を迎えました。
この節目の年に、懸案であった同名団体と名称の混乱を避けるため同窓会名を「二渓会」と改め、創設100周年記念祝賀会と新同窓会名のお披露目を11月10日に開催いたしました。
(第19代同窓会会長 山下昌幸)

第21代会長 高 橋 唯 吉
二渓会
役員(2025年度)
会長
高橋 唯吉(建築59)
副会長
長島 博久(電子57)
玉野 直美(建築63)
監事
三橋 福蔵(機械51)
八木 時雄(機械51)
顧問
小松 茂(木材40)
村松 洋雄(木材47)
相談役
山本 澄雄(電通40)
石坂 巖(木材47)
事務局
長島 博久(電子57)
佐藤 日出夫(産デ62)
田中 滋(電子62)
理事
田中 克己(木材41)
飯田 順朗(機械43)
古怒田 公(建築47)
松村 英雄(建築48)
畑 誠一(電通49)
古賀 昭一(電通51)
田中 修(定電53)
蔵方 晴夫(電子53)
安齋 茂(電気55)
瀬谷 武史(電気70)
松岡 健次(電気70)
清水 隆生(電気82)
今田 祐二(機械59)
伝統とは形を継承することを言わず、その魂を、その精神を継承すること
母校の神奈川工業高等学校は、明治45年4月に創立された神奈川県で最も古い工業高等学校です。
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先の言葉は、柔道の創始者・嘉納治五郎師範のものです。
まさに、これからの私たちに課せられた使命であると思うのです。
第21代二渓会会長 高橋 唯吉
校章

明治44年5月に本校は設立されました。
開校当初は、機械科と建築科だけであったことから校章はこの2科からかたち作られたと言われています。
めしべ・おしべは神工の「神」を型取り、中央には「工」を置き、これらを囲むように5枚の花びらを「機械科」(Machinery)のMと建築科(Architecture)のAで型どったとされています。
校歌
大正11年(1911年)に、本校の教諭 浦井喜久造先生(国語科)が作詞され、作曲は、岡野貞一氏が担当。
岡野貞一氏は、「ふるさと」「おぼろ月夜」など後生に残る日本の歌を作曲した方で、170校を超える校歌を作曲したことでも有名です。
曲は三拍子という校歌では珍しい作りで、気品あふれる優雅な曲といえます。
動画は、「第19回青春かながわ校歌祭」で歌われたものです。
一、
駅樹声なく 郵亭古りて
金港遠く 船寄せ来れば
文化漂う 我が日の本の
枢路にたてる 学びの園生
二、
開け行く世の 幸多かれど
この工業に 勝るあらめや
ジュースの神の 秘めてし槌を
執りてかためん 御国の基
三、
天与の使命 我らぞ担う
青雲高く たなびく所
二渓の花の かがよう見ずや
至誠溢るる 健児の意気を